格調高い柄

有職(ゆうそく)文様、正倉院文様、有栖川(ありすがわ)文様など。

有職文様は、伝統的な格調高い柄とされています。
亀甲(きっこう)、立涌(たいわく)、七宝(しっぽう)などが代表的ですが、
もともとは公家の装束や調度品に用いられていました。

正倉院文様は、唐草(からくさ)や鳳凰(ほうおう)など。

有栖川文様は、名物裂(めいぶつぎれ)のひとつで、格調高い文様とされています。

          ※ 名物裂

       名物裂(めいぶつぎれ)の多くは貿易品として鎌倉時代から
       江戸時代中期までに貿易にて舶載された最高級の織物。
       鎌倉時代に禅宗文化とともに伝来した高僧の袈裟や
       仏典の包み裂がその起源だと伝えられています。

       室町時代以降の茶の湯の興隆とともに、名物道具の表装裂や
       茶入の仕覆に使用されるようになり、また大名家や社寺などで
       特に珍重されてきた裂地となり、総称して「名物裂」と呼ばれる
       ようになり、由来によってそれぞれ名称がつけられました。
 
       織りの組織は「金襴」「銀襴」「緞子」「間道」「錦」「モール」
       「印金」「金紗」「海気」「ビロード」「風通」など多岐にわたっており、
       宋・元・明・清時代(10〜19世紀)の中国で織られたものが
       ほとんどで、他に南方諸国や西欧のものもあるそうです。

       

2005年11月04日 11:58

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:

コメント

コメントはこちらからどうぞ




保存しますか?