浴衣について知ろう

もともとは湯上りに着るものだったんだよね。 ゆかたの下には何を着る?
まずは、浴衣についてお勉強。
  • もともとは湯上りに

    ゆかたとは、浴衣、という漢字からもわかるように、
    そもそもは、鎌倉・室町時代,湯浴みをするときに使った
    湯帷子(ゆかたびら)=麻や木綿の単衣の着物
    を略した呼び方なのだそうです。

  • ゆかたの種類

    現在の売られているゆかたは、大きく2つのタイプがあるようです。
    昔ながらの、白地や藍地の伝統ゆかたと、夏の着物風の色柄のモダンゆかた。

    そして、
    絞りの浴衣は、地厚で、透けることを気にせずに着られます。
    肌ざわりもよく、そして、なんといっても、手の込んだデザインと、豪華な印象で、
    長襦袢で、着つければ、ステキな外出着にもなります。

  • ゆかたの下着

    ゆかたには、綿や麻の肌襦袢と裾よけを身につけます。
    ゆかた用肌着も市販されていて、これは手軽で便利です。
    バストのふくらみが気になるときには、肌襦袢を着るまでに、和装用ブラジャー
    をつけるとよいでしょう。

  • ゆかたの帯

    ゆかたは、半幅帯を結ぶことが多いです。
    今はリバーシブルの細帯も種類豊富にありますし、
    兵児帯も、かわいらしく蝶結びにするのも、大人だってすてきなものです。
    ニューへこ帯といわれる、リボン帯も、張りがあるので、とにかく結べばいい(笑)
    という優れもの。
    結び帯も便利なものがいろいろとありますね。

  • 草履と下駄

    素足に下駄、がゆかたの場合の基本となるそうです。
    でも初めての場合や、なれないとき、長時間の外出で、木の台に布の鼻緒は、
    けっこう擦れてしまったりして、たいへんなことになる場合も。

  • いろいろな着方

    ゆかたはもともとカジュアルなものですが、
    モダン浴衣では、きちんとして着物として、「格」を上げて着る方法もあります。