帯の結び方
袋帯、名古屋帯、半幅帯が、代表的な帯。
フォーマルには袋帯、カジュアルには名古屋帯、ゆかたには半幅帯が一般的
ですが、ここでは、カジュアルきもので、着物に合った、結びやすい帯結びを、
少しずつ学んでいきたいと思います。
・・・まだ写真がないので、わかりにくいとは思いますが、
調べたことを載せてみます。
今のところは、想像力で、カバーしてくださいっ。m(_ _)m
名古屋帯(又は短い袋帯)でつくる
<お太鼓(おたいこ)>と<角出し(角出し)>
半幅帯の変わり結び3種<蝶結び><都結び><貝の口>
を学びたいのですが、
まずは、ひとつずつ、すこしずつ。
<お太鼓>
カジュアル着物の最もポピュラーな帯結びは、お太鼓結び。
まずは、これさえ覚えれば、紬にも小紋にも対応できます。
〜手の長さを決めて、帯を巻く〜
@帯の「手」と呼ばれる部分の長さをまず決めます。
帯幅を半分に折り、輪を外側にして後ろから左肩に掛け、
前の帯板の下の辺りまでもってきます。
残りの帯は、輪を下にして、胴に一巻きします。
A二巻き目に入るとき、一巻き目の帯を左手で下に引っ張ります。
B二巻きしたら、たれを右手で、
肩に掛けておいた「手」の先を左手で持って、
同時に引っ張り、きゅっと締める。
C帯の「手」を後ろから前に回し、手先を三角に折り上げます。
D折り上げた手先を帯に挟み、仮ひも(腰ひもを使います)で結び、
とめておきます。
E後ろの帯の内側に、おしぼりタオルを丸めたものを、
帯枕の台として、入れます。
〜帯枕を乗せる〜
F余ったたれを右脇で、きれいに広げます。
G見せたい柄が、中央に来るようにして、お太鼓の山になる帯の裏に、
ガーゼでくるんだ帯枕を当てます。
H背中に沿うようにして、帯枕の台の中央にしっかりと乗せ、
帯枕のガーゼのひもを前に回して結びます。
I左右の中央で帯枕をくるむように、帯揚げをかけます。
J帯揚げを前に回し、仮結びしておきます。
手先をとめた仮ひもをここではずします。
〜お太鼓をつくる〜
K胴に巻いた帯の下線の位置を、お太鼓の大きさに決めます。
そして、仮ひもを帯のたれの内側に当てます。
仮ひもをはさむようにして、たれを帯枕側に引き上げて折ります。
たれの先を7cmくらい残した位置までたれを引き上げたら、
仮ひもを前に回して、結んでおきます。
L帯に挟んでおいた手先をはずして、「手」を後ろへ回します。
M手先を後ろへ回して折り返し、お太鼓に通して、
左右に同じ分量が出るように調整します。
Nお太鼓にいれた手先をおさえるように、帯締めをお太鼓に通します。
〜帯締めを締める〜
O左右の長さをそろえ、左手側が上になるようにして、帯の中央で交差させ、
上になったほうを下から通して結びます。
上になっている帯締めを輪にし、下になっている帯締めを上から下に向け、
輪に通します。
左右を引いてしっかり結び、帯締めの先を胴に巻いた部分に、上から
差し込みます。
このときKで締めた仮ひもをはずします。
〜帯揚げを結ぶ〜
P仮結びしておいた帯揚げをほどき、脇から、左右とも幅三つ折りにして、
たたみます。
左手側を上にして結びます。
下側に上の帯揚げをかぶせるようにして結びます。
Q余りを脇に引きながら、左右同様に帯に差し込みます。
R中央の結び目を帯に差し込んで整えると、出来上がりです。
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2005年11月09日 23:26