帯のサイズ 小物のそろえ方
名古屋帯の基本サイズは、幅約30センチ、長さ約3メートル60センチですが、
昔の帯は、今のものよりも、短く、幅も狭いことがあります。
それでも、気に入った帯は、美しく活用したいですよね。
そこで、結び方にも一工夫。
手先が足りない場合には、角出し風に、お太鼓をふっくらとさせて
手先を中に入れてしまっておくと、気になりません。
幅が狭い場合、昼夜帯など芯のやわらかいものは、反幅帯の結び方を
してしまう、というのも手です。
大き目の文庫結びや、ちょうちょ結びにするのも、すてきですね。
羽をふっくらと形づけたり、ちょっと遊んでみるのもいいかも。
そして、
アンティークの着物は、大胆な色目が大きなポイントと言えます。
そこで、小物のそろえ方については、こんな風にするのもいいですね。
帯揚げや、帯締めは、色ごとに、
赤色系、青色系、生成り色系(淡い色、クリームがかった白という感じ)
等々、セットにして使えるようにしておくのです。
帯揚げや半衿は、着物をほどいたはぎれなどでもつくれるということで、
値段もお手頃で、いろんなバリエーションが楽しめるところですね。
半衿に、和の手ぬぐいをつかってみたりしてもいいんですよね♪
その他の小物も、色で分けるという考え方は面白いですね。
バッグなどでも、いろんな色が鮮やかに入っているものが多いので、
同じものでも、その他の小物使いをかえるだけで、
印象が変わってステキです♪
自分が見つけた、掘り出し物を、
ちょっとした工夫で、おしゃれに着こなす。
それができたら、もう、毎日が楽しくて仕方なくなりそうです♪
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2005年12月02日 17:38