その他のアドバイス
それでは、最後に
初めて買うときの注意や、長持ちさせるちょっとした工夫などについて。
初心者には、やはり、生地の硬いものがおススメだそうです。
錦紗(きんしゃ)等の柔らかい生地の着物は、滑りやすくて、繊細なライン
なので、きれいに着るのは、難しいそうです。
ですから、はじめは、紬やお召し、銘仙などの、生地の硬い普段着から
入るのがよいのではないでしょうか。
柄も、季節の花以外のものを選んでおけば、いつでも着られます。
また、ネットのオークションなどでは、ものすごく安い値段で着物や帯が
手に入るようなので、気軽に楽しむという点ではよいのですが、
写真や説明で、十分に伝えることがどんなに難しいかは、
今、私はページをつくったりもすることがあるのでつくづく思うのです。
実物との色合いの違い、イメージの違いは、あるだろうと思うし、
さわることもできないので、素材の感じをつかむのも難しいでしょう。
きっと、慣れてくれば、いろいろなことがわかり、写真でみても
かなりのことが外れなくなると思うので、
まず最初のうちは、実際にお店に行って、いろいろなやりとりもしながら
買い物を始めてみるというのが、やはり一番いい方法ではないかと
思います。
いきなり高いものでなくてもいいのは同じ。
触ってみて、自分にあわせてみたりしながら、
また、もっているものがあったら、それに合うものを選ぶという形で、
どんどん慣れていくのが、楽しみながら、満足のいくお買い物ができていく
やり方かな、と思います。
そして、いろんなことは、やはり、ちょっとした会話から、得られたり
するんですよね♪
最後になりましたが、長持ちさせる工夫について、
着物の裾(すそ)についてのお話なのですが、
裾は、歩くときにすれたりして、ほつれたり破れたりしやすい部分です。
特に、アンティークの場合は、生地が弱いということがあるので、
そうならないように、ちょっと補強しておくということなんです。
裾回し(八掛)自体を換えてしまってもよいのですが、予算もかかるし、
ほつれ破れ予防として、自分で裾に、布やリボンを縫い付けてしまう
というのはいかがでしょうか。
それがちらりと見えてかわいい♪という、おしゃれ心も満たしながら(笑)の、
簡単、低予算の方法です。
それでは、また、いい情報が見つかりましたら、載せていきますね〜♪
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2005年12月02日 17:41