子どものゆかた・着物の着付け(あげの仕方)

子供のゆかたといえば、かわいらしい兵児帯ですね。
小さい頃の夏の思い出には、あの、さらっと&ふわっと、
の感触があります♪

そして、思いっきり揚げがしてあって、
お腹の辺りがごわごわしていたような気もします。

子供の着物の揚げの仕方について、
ちょっと調べてみました。

まずは浴衣で練習してみましょうか。

agekansei.gif


そして、子供に着せるときなんですが、
前述の人に着せるときの7つのポイントに沿って少しお話してみます。

<ポイント1>  補正についてですが、

 子供の場合は、特に気にすることはないと思います。
 ふつうに汗取りの下着か、首の大きく開いTシャツでも良いのでは。
 手早く着せてあげることがたいせつですね。

<ポイント2>  裾線(すそせん)

 くるぶしが見えるくらいの長さに裾線を決めますが、
 子供の場合は、すでに、裾あげ済みということで、
 裾上げをする段階で、見てあげてくださいね。
 子供は成長もはやいですが、少し短めのほうが、
 本人も動きやすいですし、子供らしくてかわいいですね。

<ポイント3>  褄(つま)(下)=衿下   ※衿の付け止まりから下のこと

 褄は、ほんの少しだけ上げます。(これは大人と同じ感じですね)
☆上前の脇線を子供の身体に合わせます。
 下前を入れ込んで褄を上げますが、5センチくらいを目安にしてください。
 上げすぎると歩きにくくなり、お尻部分がふくらんでしまいます。
 次に上前を合わせますが、褄はほとんど上げません。
 (でも、子供の場合はアバウトでいいかも。
 お尻が膨らんでも、かわいいですよね。
 ただ動きにくいとかわいそうなので、ほどほどに・・・(笑))

<ポイント4>  腰紐は、子供の場合、きものに縫い付けてありますね。

 子供の場合は、特に、きつく締めすぎないように気をつけてあげて下さい。
☆おへその下の位置に紐を結びますが、
 浴衣は素肌に近いので、紐を締めすぎないように注意が必要です。 
 そのあと、腰紐のまわりのしわをきれいに伸ばします。
 あまりが出たら、両端でタックを取ってから腰紐を結びます。

<ポイント5>  衣紋 ですが・・・

子供の場合はあまり考えなくていいと思います。
☆とにかく、紐を結んだら、しわを見栄えよく寄せて、
 背中心を確認する程度に整える感じですね。

<ポイント6>  衿合わせ

簡単にはだけないように、深くあわせるようにしますが、
動きやすいように。
☆左手で上前の衿、右手で身八つ口の中から下前の衿を持ち、
 のどのくぼみが隠れるくらいに深く衿を合わせますが
 苦しくないようにだけ注意してあげて下さい。
   ※子供の場合は、紐を結ぶ前の段階のお話でした。

<ポイント7>  おはしょりについては、
 揚げをしてありますので、気にしなくて大丈夫。(の、はず(笑))


 そして、かわいらしい兵児帯を、ちょっと高めの位置に、
 ふんわりと、かわいらしく結んであげてください。
 きつくならないようにだけ、気をつけてくださいね♪

  

 とにかく、子供はあきっぽいので、手早く
 楽しい雰囲気の中で着せてあげましょうね♪


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2005年10月12日 12:40

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