着物を着慣れていなくて、気分が悪くなってしまうお嬢さんも、
けっこう多いらしいのです。
特に成人式の会場などでは。

着るときに、苦しくないようにっていうことは、
何より大切なことのようですね。

だけど、着付けてもらうのも慣れないとすれば、
どれくらいできついのか、
これくらいは大丈夫なのか、
私もたぶん、うまく伝えられるかどうか、自信がないです。

着付ける人の腕の見せ所、というのも確かにあるとは思うのですが、
無理に締め付けないでもしっかりと着られるようになるためには、
やはり何度もきてみる、ということなのでしょうね・・・。

身体的に苦しくないようにっていうのももちろんですが、
気持ちもとても大切ですよね。

自分がとても気に入って、そしていろいろなことも学びながら
着物と触れ合っていくことができたら、
きっと本当に心地のよいバランス、に行き着くのだと思います。

だけど、着付けのときに、ちゃんと自分の状態を伝える、ということは、
まず大事なことですよね。
そうすれば、きっといろいろな質問をしてくれる。
そして、コツを語ってくれると思うんです、プロならば。

無理をして、がまんしたり、
かっこつけたりせず、自分の感じたままを話すって、
できる人には簡単なことなんだけど、
もし、そうでない自分がいるとしたら、それは心がけていくべきことじゃ
ないかと思います。

そして、本当の自分の心も、無理にしめつけないで。
しめつけてばかりいると、
どうしても、いつかどこかでひずみが出てくる。
我慢ばっかりが、いいことではないと思う今日この頃。

着物の着付けの話から、いろいろなことを連想してしまう、
そんな楽しい日々でもあります。

いずれにしても、何事も、
無理に締め付けるのは、よくないんだよね！