鎌倉時代
平安時代の過剰衣服から、実用の衣服へと移り変わる時代です。
鎌倉時代になると、平安時代の大層な重ね着の衣服は式服にのみ残され、
上流階級の人々の衣服も、だんだん必要枚数へと減っていき、活動的な時代に
ふさわしいものとなり始めます。
平安時代の女房装束は、衣の部分が合計二十四、五枚にもなったという例も
ありますが、鎌倉時代になると、衣の部分が五枚に制限されて「五つ衣」と
呼ばれるようになりました。
また袴も晴れの場合にのみ着け、私生活では省略されるようになります。
このように、平安時代の装飾的な過剰衣服が、だんだん実用性を持ち始め、
活動的に省略化されていくのです。
下着の白小袖に、文様入りのものが出はじめるのもこの頃からです。
< 参考引用文献〜京の着つけと帯結び〜 >
2005年12月23日 23:35
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