大正時代

大正時代とは大衆が自身の力を自覚し、女性も新しい運動を起こした時期であり、
その短い時代は、戦争などへの不安からほんの一時解放された時期、
文化芸術などに夢を託し、大衆が西洋文化を消化吸収し、和洋折衷文化
を花開かせたときでもあったのでしょうか。

大正ロマンとは、そんな時代をのちに懐かしんでそう呼び始めたのかも
しれません。

明治の混迷から大正に入り、新しい文明は定着してきましたが、第一次
世界大戦が起こり、戦後の国内情勢も不安定なままでした。
その中で、キモノの文様製作も、絶えず新しい試みを繰り返し続けられて
いました。
大正期の文様としてはセゼッション風の縞柄、更紗やエジプト文様が流行の
テーマとなっていたようです。

この時期に流行った柄で、代表的な物は、銘仙や金紗で大柄のものや、
矢羽根模様があります。
社会参画が女性にも認められ始め、その労働着として袴姿が、日本髪から洋髪、
下駄、草履などから靴へと、西洋と日本のものが入り混じった、
独特のスタイルが出来あがっていたようです。

昭和になって洋服が主流になり、普段着として和服を着ていた最後の時代。
特に流行していた柄やスタイルは、古典とモダンが渾然と組合わさったもので、
まさに、大正ロマンと称されるのでしょう。

パーマネントが初めて現れ、はじめは電気パーマでだったのですが、
これは日本女性のイメージを大きく変えるものであったでしょう。

2005年12月23日 23:39

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