時代の流れ
着物の始まりっていつ頃なんだろう。 子どもが着物を着ていた時代もまだそんなに遠くないはず。 着物を時代の流れとともにみてみましょう。
先史・古墳時代
私たち日本人の祖先はどんな衣服を着ていたのでしょう。
一番古い史実は「魏志倭人伝」ということになるでしょう。
飛鳥時代
冠位制度ができ、階級の色が定められたこの時代。
6〜8世紀、飛鳥から奈良朝になると、古事記や日本書紀などから、
私たちの祖先がどんな社会にいきていたかがわかってきます。
奈良時代
現在と同じ右前の着方ができたのがこの時代です。
聖徳太子亡き後も、日本は中国に対して、引き続き遣唐使を派遣し、
奈良時代の文化は唐の影響を大きく受けます。
平安時代
王朝の美装とともに、衣更(ころもがえ)の風習があったこの時代。
平安時代といえば、十二単(じゅうにひとえ)、というほど、
あのみやびやかで美しい衣裳には、平安朝を彩った女人たちの生涯や
華やかな宮廷生活のさまが想像できますが、十二単が完成したのは、
平安時代も中頃と思われます。
鎌倉時代
平安時代の過剰衣服から、実用の衣服へと移り変わる時代です。
室町時代
室町小袖は、現代の着物の源流です。
安土・桃山時代
織り、刺繍、擢り箔(すりはく)、絞りなど、高度な技術の小袖がこの時代に誕生。
江戸時代
この時代は、帯幅がだんだん広くなり、結髪の風潮が広まります。
明治時代
洋髪への変化が、着物の柄や、着方に変化をもたらしました。
1868年、徳川慶喜が大政奉還して、東京遷都という形で幕を開けた明治時代。
江戸末期に、アメリカ使節ペリーが来日して以後、徐々にオランダ、イギリス、
フランスとも通商条約が結ばれ、鎖国という長い眠りから覚めた明治政府は、
次々に近代国家としての遅れを取り戻していきます。
大正時代
大正時代とは大衆が自身の力を自覚し、女性も新しい運動を起こした時期であり、
その短い時代は、戦争などへの不安からほんの一時解放された時期、
文化芸術などに夢を託し、大衆が西洋文化を消化吸収し、和洋折衷文化
を花開かせたときでもあったのでしょうか。
昭和時代
経済的な大恐慌の中であけた昭和は不景気で、犬養首相をはじめ政財界の大物の暗殺など、不穏なニュースが新聞紙面をうめていきます。
そして平成
1989年1月7日、昭和天皇がお亡くなりになり、年号は平成に改まりました。
この時代に入って、
若い女性達に、浴衣と、袴が、急速に広まっていきます。